真宗高田派 専修寺 関東別院

親鸞のことば

頑張ると欲しくなる

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見返りのために「頑張る」。

私たちは、この世の中で、いろいろなことに頑張っています。でも、それは人間としてできる「頑張り」に留まっていないでしょうか。勉強に、仕事に励み、ボランティアにも精を出す。それは、それで素晴らしいことですが、心の中では、これだけ頑張っているのだから、なにかいいことがあって欲しい、と、思っていないでしょうか。一生懸命に頑張っているからこそ、様々な欲望が次々と生まれてくる。阿弥陀仏は、そんな人間たちを憐れんで、私たちを救おうと働きかけてくれます。その働き=智恵を感じるために信心はあるのです。そんなことを気づかせてくれる和讃があります。

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親鸞聖人の書いた「正像末法和讃」にある和讃です。現代語的に訳すと『阿弥陀仏の智恵を信じることは、浄土に生まれる要因になります。しかし煩悩に満ちた 私たちは、智恵を信じ難いものです』。原文に出てくる「報土」は、阿弥陀仏の開かれた真実の「浄土」のこと。阿弥陀仏は、私たちのために浄土を開かれ、そ の智恵の働きを持って、私たちを救うことを誓われているのです。だから私たちが浄土に生まれるためには、阿弥陀仏の誓いを信じることが大切なのです。頑 張って見返りを求めるより、信じるココロがあれば救われる。あなたも阿弥陀仏の智恵を、信じることで感じてみませんか。

【和讃とは】
仏や経典などに対してほめ讃える讃歌です。
このホームページでは親鸞聖人の書いた「三帖和讃」等を中心に紹介していきます。
※今回の和讃は「正像末法和讃」(作:親鸞聖人)より 

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