真宗高田派 専修寺 関東別院

親鸞の生涯

⑰ 親鸞聖人の臨終

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親鸞聖人の晩年は、経済的にも、家庭的にも豊かなものではありませんでした。そして、いよいよ死期が迫っていることを悟り、関東の門弟たちに向け手紙を書きます。高田派の「親鸞伝絵(でんね)」などをまとめ、意訳した手紙の内容は次のようになります。「1262年(弘長2年)、11月下旬から、親鸞聖人の体調が悪くなりました。それからはあまり世間のことは口にせず、仏恩の深いことを語るばかりで、ひたすら称名を続けました。そして11月28日の正午頃、横になったまま、遂に念仏の息が絶えました。ときにちょうど90歳でした。」こうして、すべての人が救われる道を模索し、その教えを説き続けた親鸞聖人の生涯は、静かに幕を閉じたのでした。親鸞聖人の残した言葉の数々は、750年以上の時を経た今もなお、人々の心に生き続けています。

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「親鸞聖人繪傳」専修寺関東別院 所蔵

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